アンデッド

一度死に生き返った者達。死なない者と、死んでない者の2種に分類される

概要

 アンデッドには二種類ある。死者を復活させた使役されるのみの存在と、知性を保ち時によってはアンデッドを使役する存在である。前者を知性あるアンデッドと呼び、「死なない存在」である。また、後者は知性無きアンデッドと呼び、「死んでない存在」である。

 まず永遠の命を望んだものが一度死んでから蘇えりアンデッドとなった。その経験を応用して復活させた死体が使役されるアンデッドである。

 知性あるアンデッドの中には他種族と交流し、独自の文化を築きあげるものたちも存在する。

 知性なきアンデッドの生成技法はバルカムット帝国にて花開き、軍事力、労働力に大きな影響を与えたが、崩壊の際にヒューマンからは失われ、基本的にはアンデッドのみが保持する技術となった。

 なお、バルカムット帝国の再興を目論むバルカムット原理主義のなかでも、伝統的な一団はバルカムット式の教育方法を取り入れることにより、密かにアンデッド使役の術を受け継いでいる。

知性あるアンデッドの発祥

 元はを目指す修行者の中で、生存したままは修行の達成は困難を極めた。そこで一度死ぬ事によりより本能を刺激し、魔法の力を高めようとする一派が現れた。このいわゆる即身仏がアンデッドの発祥である。

 修行をより効率よく達成するため魔法のメカニズムを研究した彼らは、魔法とは種の本能から来るものではないか、子供ができていないことに対する、生命としてのあせりからくるものではないかという仮説を立てた。この仮説の立証のため、実際に蘇りを行ってみようとするグループが現れた。当然失敗の積み重ねでなかなか成功するものではなかったが、ある時期に一瞬だけ復活したものが現れ、次第にその時間が長くなっていった。その後、この復活の手段は修行の研究などを経て、より手軽にになる方法として定着し、バルカムット帝国にて全盛を迎える。

 なお、この即身仏となる法はバルカムット帝国の崩壊後、バルカムット地方では失われてしまい、死者の書にのみその記載を見ることができるようになった。

関連人物


  • 最終更新:2022-02-16 20:24:10

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