ドレイフ

概要

主な種族:ヒューマン

 魔の島の北東部を支配下に置く国。同じく魔の島を支配するヴォデカとは対照的に、暮らしぶりはそれほど豊かではない。

 魔の島の名前の由来となったモンスターの討伐や、飼育、国営の動物園などを主力にしているが、それほどの稼ぎがあるわけでもなく、また、モンスターに関わる仕事は命がけであるためヴォデカに流れるものも珍しくはない。

 首都であるノイシャハは元来モンスター討伐のための砦であり、そのための生活圏が国として発展した。現在でも凶暴なモンスターは北部に乱発的に出没するため定期的な討伐が行われており、兵士の錬度は高水準を保っている。もっともこのモンスター討伐部隊の維持と、定期的な実行こそが財政を圧迫する大きな要因である。このモンスター討伐には土着の先住民を先祖に持つものが多く参加しているため、ドレイフに住む人の中にはヴォデカをよそ者の国と考える者も少なくない。

 何世代かにわたりモンスターを飼育する試みが行われており、それらを観光資源とするために作られたモンスターパークが存在するが、国民感情としては嫌悪の対象でもあり存続が問われ続けている。また、このモンスターパークで一番稼いでいるのはヴォデカではないかという指摘もあり、ドレイフ内では主戦論が主流となりつつある。

年表

セティ 第140年 モンスターの定期討伐が開始される。
セティ 第145年 北側制圧の拠点としてエアベが建築される。
セティ 第155年 北側制圧の拠点としてノイシャハが建築される。
セティ 第197年 モンスターとの共存を主張する勢力によりエアベが制圧。ドレイフの建国が宣言される。
セティ 第200年 ヴォデカと停戦の条約が結ばれる。
セティ 第300年 300年を記念してモンスターパークの建築計画が開始される。
セティ 第335年 モンスターパーク完成。しばらくは観光資源として機能する。
セティ 第373年 ゴウムが国王に就任。
セティ 第404年 ロシュによりクーデターが発生。ゴウムは殺害され、ロシュが女王に。ヴォデカと戦争状態となる。
セティ 第406年 ノイシャハの制圧によりドレイフは降伏。ロシュは処刑され、南北が統一された。

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  • 最終更新:2020-08-29 08:07:02

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