魔の島

独特の進化を遂げた生き物が住む島。見たことのない生き物を人々はモンスターと呼んだ

概要

魔の島全体図.png
 シナイ山の東に位置する島。独特の生態系を形成していたためここの生物はモンスターと呼ばれ、モンスターの巣くう島というところから魔の島という名前がつけられた。

 ライゾー処刑後、ラ・ドゥエ率いるモーゼ一行から離脱したオークらはこの魔の島を海の拠点として利用し、彼らの故郷である東の大陸へと帰っていった。

 オークが拠点とした都市は徐々にヒューマンが住み着くようになり、島全体を生活圏とするためモンスターの討伐が行われた。この討伐はイーネスの奮闘により大きな成果を挙げたがモンスターらを絶滅させるには至らず、以後、定期的な討伐が行われるようになった。

 元々はひとつの集団であったが生活習慣の乖離から魔の島は南北で国が別れるようになり、南はヴォデカ、北はドレイフとそれぞれを呼称するようになった。ヴォデカは元来交通網としての機能を備えていたため、それなりに豊かとなったが、ドレイフは生産するものが少なく、しかも討伐のための軍備が必要であるため苦しい運営を余儀なくされていた。あるとき、モンスターを飼育し見世物にするモンスターパーク、いわゆる動物園の運営を始めたため多少持ち直しはしたものの、維持費や研究などの費用などがかさんでいるため全体で豊かになったかといわれるとやや怪しいところではあった。

 モンスターパークは観光資源としてある程度機能したが、実際のところモンスターパーク目当てで訪れる人はドレイフよりも多くのお金を出入り口であるヴォデカで使っていた。このため、「モンスターパークヴォデカを稼がせる施設」とドレイフ内では批判の声が強い。

 現地の民は元々暦をつける習慣を持っていなかったが、ラ・ドゥエらと交流を結ぶうちに定着した。セティ歴以外の暦の存在を知らなかった彼らはそれを受け継ぎ、「セティ」は暦を表す単語として認識されている。

年表

セティ 第74年 ラ・ドゥエらが上陸。現地の民と交流を結び文化が一気に進歩し始める。
セティ 第77年 ラ・ドゥエらが東の入江で海洋技術の研究を開始。現地民からミーミルと名付けられる。
セティ 第79年 大型の船1号が完成。操船技術が未熟であったために座礁させ大穴を開ける。
セティ 第81年 エル・ダナーンとの交易が開始。ミーミルナメミダヤーヒが港として徐々に大きくなりはじめ、南部を中心に発展を見せるようになる。
セティ 第82年 外部との交易の記録として暦が必要となったため、ラ・ドゥエらの持ち込んだセティ歴が習慣として採用されるようになる。当時は魔の島とのみ記録されていた。
セティ 第97年 東の大陸との往復に成功。第二便が出港し、ラ・ドゥエが乗船。魔の島を去る。
セティ 第100年 第二便が帰還。損傷が激しくあと一回の片道が限度と判断される。
セティ 第101年 補修を経て第三便が出港。
セティ 第117年 人口拡大によりモンスターとの接触が増え、被害が大きくなり始める。
セティ 第136年 無視できない被害となり始めたため、モンスターの一定数討伐が提案される。戦士たちの無事を祈るためレイノルが建築される。
セティ 第140年 これまで希望者が散発的に行っていた討伐を組織的に行う方針で討伐部隊が編制される。
セティ 第145年 イーネスの活躍により北岸の制圧に成功。軍事拠点としてエアベが作られる。
セティ 第155年 イーネスの指揮下により北半分全域の制圧に成功。モンスターらは東部の森へと押し込まれた。軍事拠点としてノイシャハの建築が開始される。
セティ 第170年 イーネス死去。死を惜しんだ人々によりナメミダヤーヒの名称がイーネスへと変更される。
セティ 第176年 イーネスの強行的な討伐により補給線が伸びたほか、逆に被害が増えていないかという声が上がり討伐の有りようが疑問視され始める。
セティ 第177年 モンスターからの毛皮等、越冬に必要な素材の収穫量の減少が確認され、一定以上は共存の道が必要であるとの意見が出される。
セティ 第179年 共存の議論について、意見の食い違いなどから殺人事件が発生。越冬に必要な毛皮が不足しつつある中で交易に回される量が多いなど北部からの反発が強まる。
セティ 第185年 共存を目指す物が森の中で生活を開始。スクティアが作られる。
セティ 第197年 北部で独立運動が強まりエアベが制圧される。ノイシャハに派遣されていた行政官は帰路につくためにドレイフの建国を認める発言を出す。これを受けて南部地方はヴォデカを名乗り抵抗を開始。険しい山脈と海が国境となり魔の島は南北に分断される。
セティ 第198年 分断後、緊張状態は続くものの軍事的な衝突は特に発生せず。民間での取引はこれまで通り継続された。
セティ 第200年 ヴォデカドレイフ間で停戦の条約が結ばれる。
セティ 第300年 300年を記念してドレイフにてモンスターパークの建築が立案。設計などが開始される。飼育の技法などが意見交換され、頭数上限、警備等前向きな検討が行われる。
セティ 第308年 モンスターパークの着工開始。森を切り開き、宿泊施設、道の設置が開始される大規模な事業に。
セティ 第335年 モンスターパーク完成。しばらくは観光資源として機能する。
セティ 第373年 ゴウムドレイフの国王に就任。
セティ 第404年 ロシュのクーデターによりゴウムが暗殺。ドレイフロシュを女王としてヴォデカに進攻を開始。ライヒへの奇襲は魔法使いとして覚醒したジョンにより防がれる。
セティ 第406年 ノイシャハが制圧されドレイフは降伏。魔の島が統一される。メルライズの研究が再評価されモンスターパークは蚕の生産研究施設として再活用される。

関連用語


  • 最終更新:2020-10-10 10:07:28

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