女神イナラシュ

概要

 ハッティで信仰されていた神のひとつ。大気の女神であり、主に声を司っていた。

 声と息は密接な関係にあり、また声を出すというのは運動においても重要な役割を果たしていたため、戦士にも崇拝者は多く、女神イナラシュの信仰者は総じて身体能力に優れていた。また、コミュニケーションの神でもあった。女性のみがこの女神の世話を許され、寄進を行った男性は一晩の婿として迎え入れられ、巫女らから祝福として性交渉を与えられた。これは肉体と声を使う最も原始的なコミュニケーションであるからとされており、一種の儀式でもあった。

 アグリストIは、このイナラシュの神聖娼婦であり、同時にイナラシュの聖戦士でもあった。イルヤンカの討伐成功後、行方不明となった彼女はイナラシュの神殿において神格化され、形見の槍は信仰の対象となった。優秀な戦士を目指す彼らはイナラシュの信者であると同時に、アグリストの信者であり、ハッティ内においてはアグリスト教団と呼ばれていた。

関連


  • 最終更新:2016-03-26 11:43:45

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード