ヤミ

プロフィール

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登場作品:女将軍モーゼ
性別:女
種族:アンデッド
所属:バルカムット帝国

 ツィドユウを信奉するアンデッド。彼女こそ真のアンデッドとして心の底より尊敬している。元々は比較的良識のあるアンデッドであったが、ツィドユウの研究を進めるにつれ、徐々に狂気に満たされていった。

 ツィドユウの研究の成果によるものか、大量のアンデッドの使役に長けており、最前線において最も恐れられるアンデッドの一人でもある。民間人は、アンデッドの元となる生きた人間を生み出すため、極力手は出さないという方針らしい。実験に使うこともあるが、一応統治も可能といえる。ただし、捕虜などは非人道的な実験により200%の確率で死亡するため、統治された地域は例外なく暗い。ちなみに200%死亡するとは、実験により確実に殺害され、その後戦場で使い捨てにされるという意味である。

 バルカムットの軍隊をよく表しており、多くの人々に恐怖を植え付けた。

侵攻軍の長として

 100人規模でアンデッドを同時に扱える彼女は、バルカムット帝国の軍容を代表する人物であり、そのため常に戦場に立ち続けていた。拠点には死体で押し入り、奇襲を受けたとしても死体で押し返し、圧倒的な減らない物量でもって、蹂躙する戦闘を非常に好んでいた。

 姉と比べアンデッド使役の術が苦手であったモーゼが、アンデッド使役のコツを学びに軍に加わった際、ヤミの物量の戦い方に疑問を抱き、逆に戦術を駆使したらどうなるかを考えるきっかけとなった。

 ハッティとの戦闘が拮抗していたころ、実験的に小さな部隊をモーゼに預けたところ、その部隊が戦闘をしたところから敵軍が瓦解したのを見て面白さを抱いた。モーゼの指揮権を徐々に大きくし、最終的には彼女に自分自身をも指揮させた。自分自身の戦い方とはまったく異なるが、面白いように敵が瓦解していく様が大いに気に入っていた。モーゼ自身もあらゆる局面で決定打を与えられるヤミアンデッド操作能力を高く評価しており、二人の物量と戦術は歯車のようにかみ合い、それまで苦戦を強いられていたハッティとの戦闘を、一気に終わらせる原動力となった。

北方防衛軍

 ハッティ制圧後、さすがに領土が広がりすぎた点と、差別主義の強さから人材登用が追いつかず、これ以上の領土拡大は危険とセティは判断した。そのため、小規模でも広い範囲を制圧できるヤミを、バルカムットハットゥシャの中間にあたるティスティにおき、統治と半独立の権利を与えた。

 治世にはそれほど興味はなかったが、ハッティ残党の海の民からの抵抗が強まるであろうという事から、今後の戦闘に期待して引き受けた。また、モーゼとの戦術が非常によくかみ合ったため、彼女をしばらく手元に置き、辺境の討伐を任せた他、戦術の研究をモーゼとともに行った。

バルカムット崩壊前後

 モーゼの石切り場での反乱の知らせを受け、ヤミは以後、独立志向を強めた。内乱の活発にかこつけて、命令が届かないのをいいことに勝手な治世を行っていたが、混乱の収束に従い、再びセティと合流し、合同演習などに対する協力を行った。

 しかし、モーゼバルカムット帝国に帰国し、奴隷らをひきつれた大規模な反乱の際、命令により再びティスティに戻り海の民の侵攻を防衛していた。元々強いバルカムット帝国を取り戻したいと願っていた彼女は、アンデッドこそバルカムット帝国であるという発想に至り、援軍として派遣されたパハボトー率いる一隊を突入させ、援軍を送らず死亡させ、その後、アンデッド使役による内側からの奇襲という作戦を立てていた。

 この作戦によりパハボトー隊は孤立したが、アグリストIIの救援によりなんとか帰国に成功した。

 その後、しばらくしてバルカムット帝国は降服し、ヤミは独立勢力としてティスティを中心とした一帯を統治した。

モーゼの進軍

 バルカムット帝国を脱出した後、シナイ山にてアンアニの力をえたモーゼは更なる移動のための拠点としてティスティを求めた。かつての師弟であり友人とも言える関係であったが、すでに二人の意見は相容れない域に達しており、話し合いの余地は存在していなかった。モーゼ自身はヤミアンデッド操作術による物量がいかに脅威であるかをよく知っていたため、死者を出さずに戦う方法を模索し、ヨシュアサウロサンディらによる暗殺を計画した。

 幸い、ティスティ内部の魔法使いであったオルセがこの暗殺に協力を申し出、ティスティの防壁を魔法によって崩壊させ、混乱を発生させ、この混乱に乗じてヤミは殺害された。同時にアンデッドらは操作元を失ったために死体へと帰り、生存者はもろ手を挙げてモーゼを受け入れた。

功績

 サウロほどではないが、彼女も多くの書籍、というか記録を残した人物でもある。ツィドユウ研究の際に得られた使役術などは、魔法の仕組みを解き明かす手がかりとして、魔法使いの間で重宝されており、また、その一部に死者の書と重複する部分が見られるため、サウロヤミの記録を参考にして、死者の書を完成させたのではないかと言われている。

 同時に、モーゼとともに研究を重ねた戦術に関するメモもオルセの手により再編されており、モーゼの戦術論としてまとめられた。しかし、ティアマット化の一件から、モーゼのとされた箇所が禁忌とされたため、伝統的戦術論と名称が変更された。

やられグラフィック

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  • 最終更新:2016-12-30 22:36:28

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