メルライズ

プロフィール

登場作品:RAVAGE外伝
性別:男
種族:ヒューマン
所属:ドレイフ

 ドレイフの王子。生き物の生態に興味を持ち、モンスターパークの生き物を統括している。モンスターと意思疎通ができ、トレーニングによって統率された動きをとらせることも可能なほど、生き物について精通している。

 東の大陸より交易で入手する絹の原料となる蚕の原種が魔の島に生息していることを突き止め、養殖のための研究を進めている。

感性のズレ

 生き物と長く接しすぎたこともあり、感性が通常の人とはズレてしまっている。モンスターパークの統括を担当してからは場内整理などをモンスターにやらせるようになり、モンスターが感じる清潔さを優先させた。その結果、一部人には有毒な箇所が発生するなどし、人を遠ざける大きな要因となっている。

 しかし、その環境づくりも蚕飼育を実現させるためのものであると父ゴウムは理解を示したため、現状維持が行われた。当然維持費の捻出が必要となったが、メルライズモンスターらの統率(動物訓練)を研究していたため、自分たちで食事を取ってこさせて経費削減を実施。実は維持費は以前の半分以下に押さえられていた。

 とは言え元が高く、他の民の「今すぐ豊かになりたい」という思いを背負ったロシュには届かず常に非難の対象とされていた。

クーデターと殺害

 ロシュクーデータは軍の大きな支持を得て成功におわり、父ゴウムは処刑された。当然、負の遺産の象徴であったモンスターパークは破棄が決定され、その管理を預かるメルライズも処刑される。同時に養蚕の経験は失われたが、研究記録そのものはノートが残されており、遺品として回収された。

 もっともこのノートが生かされるのは内乱終結後、ドレイフ敗戦後の事であり、魔の島全体の利益としたのはヴォデカであったのは皮肉という他ない。

利用mod

なし

関連人物


  • 最終更新:2018-04-26 12:06:07

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