メタトロン

概要

 モーゼ一行がバルカムットを脱出する際に用いた、メタトールを掲げた人物をメタトロンと呼ぶ。メタトールは群れの先頭に掲げられた人の何倍もの高さをもった巨大な松明で、この大きな炎のおかげで大人数がはぐれることなくまとまって行動することができた。

 当然のことだが、先頭にはモーゼがおり、メタトロンはそのすぐ横に立つため、モーゼからの信頼が厚いもので、腕力の強いものが選ばれた。メタトロンに選ばれることはモーゼ一行でも名誉なことであった。主に親衛隊から選ばれるか、親衛隊の始めての任務として与えられることが多かった。この名誉が転じ、後の宗教においては神格化され、神の使いのように扱われるようになる。なお、モーゼの親衛隊である以上、本来メタトロンは殆どがダークエルフとなり、実際にメタトロンという名称でも呼ばれるが、この点に関する多くの神学者の答えは、モーゼメタトロンの名前を使用した、とする傾向が強いようである。

 太陽よりも燦然と輝く炎の柱はモーゼ一行の心の支えともなり、その炎のすぐ下に、彼らの指導者がいるという希望ともなった。そして自由と、まだ見ぬ一度も足を踏み入れたことのない故郷への道しるべでもあった。

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  • 最終更新:2016-06-07 02:14:16

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