パハボトー

プロフィール

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登場作品:女将軍モーゼ
性別:女
種族:ヒューマン
所属:バルカムット帝国

 デニアの部下。兵士としても女性としても平均的。ただし、致命的な妄想癖があり、時折その妄想がとまらなくなり、現実との区別が付かなくなる。イノとは同期で、その腕前から勝手に魔器使いと呼んでいるが、イノ自身はもちろん普通の兵士である。アグリストとの出会いで本物の魔器使いとの遭遇を果たし、その一点だけでベタ惚れになる。

 人種による差別よりも妄想の方が勝るらしく、逆に異種族を優遇する傾向がある。平たく言えば中二病をこじらせた。オカルト好きが高じて彼女なりに整理したところ、他に類を見ない書籍が出来上がり、一部の好事家の間では好評を博している。自称文豪。異種族との交流を多く持てるアグンヌは彼女にとっては最高の職場であったといえる。

 モーゼによる出バルカムット直後、イノをはじめとする合同演習参加者を率いてヤミの救援に向かうが、洞窟内で孤立。ヤミは、彼女らが全滅したところでアンデッドとして復活させ、背後を突く算段であったため、援軍を出さなかった。バルカムット崩壊によりヤミが裏切ると予想したゼーは、アグリストIIを単身派遣し、救援に向かわせた。現地にはバルカを初めとする、アグンヌの元労働者が多数いたため、彼女らの協力を取り付け船を用意し、パハボトーは脱出に成功した。この時、洞窟からの脱出の際に落盤が起こり、イノアグリストIIは海の民に捕らわれてしまうが、ヤーニヤーアグリストIの部下、モリヤの子孫であったため客人として迎え入れられた。

 バルカムット崩壊後は、ムタヤータメゼーを補佐し、ツィーツィの洞窟の定期討伐において大きな功績を残した。

聖誓士の補佐

アグリストIIIの師として

 アグリストIIを敬愛しており、デニアとの結婚も祝福したが本音では自分を選んでほしかったという思いから聖誓士団への加入はしなかった。しかし、聖誓士からよく相談を受けたためそれを補佐していた。

 ツィーツィの洞窟の定期討伐に力を入れていたのもアグリストIIへの思いを振り切るためで、似たような思いを持っていたイノと共に解体後のバルカムットを代表する戦士へと成長していった。

 アグリストIIIはそんな彼女に対して、母の次に父の事をよく知っている年の離れた姉のように感じていた。彼が将来、両親の旅を手伝うために強くなろうと考えた際、パハボトーに相談を持ちかけるのは自然な流れだたっと言えるかもしれない。両親のために強くなりたいという動機は、他の討伐隊隊員にも好意的に受け入れられ全員が彼の兄、姉となり師匠となった。

第三次デニア事件

 しかし、アグリストIIIが討伐を手伝うようになったという知らせは、子を大切にしたいと願うデニアの思惑から大きく離れていた。その一方でアグリストIIは人のために強くなりたいと言う我が子の成長を喜び、ここで初めて両者の夫婦喧嘩が勃発する。理性を失ったデニアに所持していたエボンフラムの力も重なり、食材などの中途半端な死体が蘇り、周囲を荒らす結果となってしまった。

 パハボトーは必死にアグリストIIIをかばい、戦いながらデニアを説得していたが火に油を注ぐ結果となり、食材の攻撃は激しさを増していた。ついにかばいきれなくなった食材の攻撃がアグリストIIIめがけて放たれた時、ようやっと異変に気がついたデニアが身代わりとなり、痛みにより冷静さを取り戻したためこの騒動は終結した。

 この事件により、アグリストIIIは顔に傷を負い、パハボトーも軽い負傷を受けたため両名共にしばらく討伐隊から離れた。

エボンフラムの暴走

 デニアが食材をアンデットとして使役した事件の後、一家の絆は強くなり、仲の良くなった家族を見てパハボトーは我が事のように喜ばしく思っていた。アグリストIIIアンデッド使役がいかに恐ろしいものかを肌で感じ、自分自身にその力が備わっているという認識から、討伐の重要性と使役術の重要性を強く理解し、コントロールする術を周囲の人間から学んだ。

 両親が帰ってくる度に、アグリストIIIは出来るようになったことを報告しては喜びを分かち合い、家にいる時間こそ短いが濃い家族の時間を過ごしていた。が、その生活は長く続くことはなかった。帰還を祝っての屋外での食事の場にてその事件は発生した。

 旅の疲れ、あるいは気の緩みなどが災いしたのだろう、デニアが完璧にエボンフラムに乗っ取られてしまい、周囲を的だと認識してしまったのだ。

 パハボトーアグリストIIは必死に防戦し、アグリストIIデニアと相打ちになる悲劇が発生してしまう。

 アグリストIIアグリストの名前をパハボトーに預け、息子がふさわしい男になったらアグリストの名前を贈ってほしいと頼み息絶える。一方で両親の死を目の当たりにしたアグリストIIIは怒りと恨みで敵討ちのために強くなると決意し、捨て身の猛特訓を開始した。

襲名

 元々才能のあった人間が死ぬ気の努力を重ねたことにより、討伐隊でも1,2を争う実力を備えたアグリストIIIであったが、パハボトーは頑なにアグリストの名前を贈ろうとはしなかった。本来、彼が持っていた父親譲りの優しさ、人間性を失っていたためである。

 心を失った強さはただの暴力でしか無い。これは他ならぬバルカムット人が他の地域の人々にやってきたことそのものであり、パハボトーはそれが上手く行かないからモーゼが現れ、そのモーゼも力の支配を好んだ為に失敗した事実をよく知っていた。そして、力を得ても人として過ごしたからこそ、アグリストIIが最後のバルカムット人として迎え入れられた事もよく知っていた。

 セティが人としての心を失ったバルカムットを立て直そうと苦しんでいた姿を良く知り、アテンという実験都市がその為に作られたと実感しているからこそ、心を失った強さを求めたアグリストIIIに対して、父親の称号を送ることを拒絶したのだ。

 アグリストIIIがそれに気がつくのにはかなりの時間がかかった。ある女性との出会いで人間らしさを取り戻し、父親の称号に対するこだわりがなくなった時、パハボトーアグリストの名前を彼に贈った。

マムルークの命名について

 バルカムット帝国が敗戦し、領土の縮小と解体が行われるにあたって独立を認める代わりに過去の名称を捨てるよう要求が出された。元々敗戦国であり、本来であれば海の民連合による分割統治が望ましいのだが、国土があまりにも広すぎるため、また距離が離れすぎているため、独立した自治体を用意したほうが合理的であるという決断が下されたためである。これはムタヤータメの手腕による所が大きい。

 敗戦国にも関わらず独立自治を確保できた喜びと、慣れ親しんだ名称の破棄は複雑な国民感情を呼び起こした。この時受け入れられないものは空白地帯へと移住し、受け入れることが出来たものはそれぞれ新たな名前を考案した。その案の一つがパハボトーによるマムルークであった。

 決定にあたって、そもそもセティが後事を託したムタヤータメアグンヌを統治しており、アグリストIIがそこの出身で、ティアマット討伐にアグンヌの石切場の監督を勤めたデニアが参加と、発言権のパワーバランスがアグンヌの関係者にかなりの偏りを見せていた。

 一部のバルカムット人は、マムルークの名称決定プロセスはこの偏りに任せた不当なものであるという反感を懐き、彼らもまた空白地帯やギークなどの他国への移住、もしくは反乱因子として活動を行った。これにより、以前のバルカムット帝国の反乱とは異なり、バルカムット人同士が争う内乱状態へと突入していく。パハボトーはこの内乱の鎮圧で多くの功績を上げた。

やられグラフィック

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  • 最終更新:2018-08-23 11:15:54

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