ノア

プロフィール

32493240.png
登場作品:SAVAGE
性別:女
種族:アンデッド
所属:ホーラックス


 アンデッド(SAVAGE)の特別な個体。ノアは彼女の本名ではなく、彼女の新しい旦那が付けた名前。

 とある大きな街の元住人であった彼女は、ティアマット誕生の影響により故郷が襲撃されたことに心を痛め、その時街の解放と防衛のために住民を指導していた町長代理(SAVAGE)へと合流した。

 当然の事であるが、死体と戦いを繰り広げている状態で死体が合流してきたとなれば周囲は疑いの目を持たざるを得ない。彼女もそれは覚悟の上で合流し、冷ややかな視線を受けながらも街の解放のため力を尽くした。幸いというべきか、合流した町長代理(SAVAGE)は解放のために戦った死体の復活を行わなかったため、懐疑を向けられる以外の被害にあうことはなかった。本人も受け入れられるわけがないと思い込んでいたため、生存者との交流は極力避けていた。

墓地での出会い

 長い間離れていた彼女であったが、時間が過ぎても変わらない場所というものがいくつかあった。その中の一つが墓地である。

 彼女が死亡するきっかけは死産によるものだった。母体への影響が大きかったため一度殺され、そして復活した。顔を見ることも出来なかった我が子の埋葬された墓地は拡張こそされたものの場所は変わっておらず、自分が何のために戦うのかを冷静に見つめる事のできるお気に入りの場所でもあった。

 しかし周囲はそうは見れなかった。死体を操るアンデッドが、墓場をよく見つめている。死んだ家族の復活を連想させるその行為は、ある意味においては恐怖の対象ともなった。だからこそ、ある青年が彼女を毎日監視していた。その青年に彼女は声を掛ける。

 自分が死んだ経緯。埋葬されている子供の話。自分の子供を生き返らせて戦わせるような親は居ないと語り、その場を去った。

 後日、監視を続けていた青年は勇気をだして声をかけてみる。墓地で話を聞いて、同じ人間なのかも知れないとどこかで考えたためだった。他に家族は居なかったのかとか、兄弟はいなかったのか等を投げかけるが彼女の回答はそっけないものだった。

 同じ戦う仲間なのだから、もう少し解り合おうと会話を続ける努力を試みるが一蹴され青年は怒る。必要以上に遠ざけられればこっちだって疑いたくなる。そう主張した彼に彼女は怒鳴る。

「お前らは! 私より先に死ぬんだよ! 私にこれ以上、子供を失う辛さを与えないでくれ!」

 青年は拒絶し去っていく背中をただ眺めることしか出来なかった。同時にその背中が拠点の誰よりも悲しいもののように感じていた。

誤解と本心と

子供からの拒絶

 彼女は自分自身がどういう存在かよく理解していた。戦っている相手は死体で、自分も死体。そしてなによりも死体を操る方法を知っている。疑いの目が向けられるのは当然だと思っていたのであまり関わりを持とうとしなかった。それが不和をもたらす物と理解していたからである。

 顕著だったのは子供が公園で遊んでいたときの事だった。バリケードの外に出てしまった子供にゾンビが襲いかかろうとしたのだ。アンデッドは近くにいた兵士の武器を投げつけ一人目を倒した後、必死に駆けつけて襲い来る死体を撃退した。幸い子どもたちに怪我は無かったが、小さな子供にとっては強い恐怖大剣で死体の区別がつかなくなっていた。落としたぬいぐるみを回収してくれたアンデッドに対して怯え、助けられた子の兄は妹をかばうかのように立ちはだかり罵倒した。

 駆けつけた兵士らは謝罪したが、子供のすることだからと受け入れ立ち去るその背中は寂しそうなものだった。

ぬいぐるみ

 小さな兄弟を救う際に拾ったぬいぐるみだが、彼女はこれを返せないでいた。返り血などで汚れてしまっていたため、彼女は似たようなぬいぐるみを新たに作って返すことにした。が、それでも中々勇気が持てなかった。

 子供に向かい合う勇気が持てなかった彼女は、同じぬいぐるみをいくつも作った。そのために解放された拠点に連日通っていたのだが、これが住民には怪しく映った。一人でなにかコソコソしていると見られてしまったのだ。

 この疑問を解消するため一人の兵士が後をつけ、ぬいぐるみの作成であったことを突き止める。子どもたちに直接渡そうと提案するが、絶対に嫌だと断りぬいぐるみ制作は中断。会話もそこそこに彼女は逃げ出し、完成された大量のぬいぐるみはそのまま保管されることとなった。

再婚と家族と新しい名前

 その後、日々の生活については基本的に距離を取りつつ、拠点の面々とはトラブルを起こさないように生活をしていた。要望に応じて戦闘に出たり、資材を調達するなど町長代理(SAVAGE)の指示をよく聞いた。よく働いたため周囲から彼女を敵視するような意見は次第に薄れていった。

 町長代理(SAVAGE)の指揮により街から徐々に死体の軍団は排除されていき、長い時間をかけて街全体は取り戻された。復興が始まり、当初の目的を達成した彼女は荷物をまとめ、街から立ち去ろうとした。自分自身がトラブルになると考えたためだった。しかし、出ていこうとする彼女をある部隊長(SAVAGE)が呼び止めた。

 呼び止めた彼は、墓地で彼女に話しかけた一般人(SAVAGE)だった。あれから悲しい生き方をしている彼女を守りたいと思った彼は、口だけじゃなく守れるようにと防衛隊に志願し実力をつけて部隊長(SAVAGE)に昇進していたのだった。この街にとどまって欲しい、結婚して欲しいとプロポーズを持ちかける。

 未亡人でもある彼女は旦那を裏切られないと一度は断るが、後ろから出てきた子どもたちの姿を見て驚愕する。公園で自分を拒絶した、ぬいぐるみを返せないでいた兄妹だった。謝りに来たのだ。そして、残って欲しいと泣きながらお願いした。……親の数が足りてないのだ。

 アンデッド(SAVAGE)は泣きながら二人の子供を抱き寄せる。かくして部隊長(SAVAGE)よりノアという名前を与えられ、彼が死ぬまでの間という約束で、親を失った子どもたちを世話し、復興のための大きな力添えとなった。

旦那の死後

 ノアという名前をもらっての生活は旦那が死ぬまでという約束だった。が、育った子どもたちを見捨てられるほど彼女は冷徹ではなかった。旦那が他界してからもずるずると孤児院のような生活を続け、最後の一人が巣立つまで子供らの面倒を見た。最後の一人は家をそのまま受け継ぎ、改めて孤児院を運営した。

 彼女が子供らの面倒を見ている時、ふらっとサウロクインが訪問してきた。実戦経験の有るアンデッドで、生きた人間と共に生活している個体という噂を聞きつけてやってきたのだ。サウロアンデッド使役の方法についての論理的な解明のため経験を訪ね、クインはその横で会話のメモを取っていた。

 街での生活を終えた彼女は、この時、サウロが語ったアンデッドを殺す方法を思い出し、ホーラックスへと合流した。

やられグラフィック

card_116_defeat_01.png
card_116_defeat_02.png
csaga_dead_u_024_01.png

利用mod


関連人物


  • 最終更新:2018-05-16 11:59:53

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード