サイプラス

概要

 バルカムット帝国解体後、敗戦処理のために多くの土地が切り捨てられ空白地帯となった。

 戦勝国であるギークマムルークを後継とみなし外交を行ったが、その処理に不満を持つものなどは空白地帯へと移住し、数多くの集落が産まれては消えていた。気が遠くなるような合併と解体を繰り返し、絞り込まれた共同体がサイプラスである。

 当初はバルカムット人によるバルカムット式の統治であっったため差別も強く存在したが、1世代もしないうちに、彼らの差別はアンデッドによる労働力が下地であったという事実を認識し始めた。元々バルカムット帝国の領地は大半が砂漠であり不毛の地である。厳しい自然環境に対抗する手段としてアンデッドは有効であったが、その使役量を失った状況下においてはお互い手を取り合って協力せざるを得なかった。

 結果として、バルカムットの死体使役は反感が強いため子に受け継ぐ者は減り、バルカムットの死体保存術は死者への経緯を示すものとして受け入れられた。このため、あらゆる死体にきちんとした防腐処置が施され、死体が起因となる疫病の類はかなり少なく、副産物として町中も非常に清潔である。

 伝統的にヒューマンの男性を必ず国家元首に据えているが、これは旧バルカムット帝国に対して、同じくヒューマンが元首であっても同じ過ちを犯さないと否定を投げかけるためあえてそのような形態がとられている。これにより、エルフ自治区とは友好な関係を維持できており、交流も盛んである。

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  • 最終更新:2018-08-21 02:30:38

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