アグリストIV

プロフィール

登場作品:未定
性別:女
種族:アンデッド
所属:聖誓士団

 バルカムット生まれのアンデッド。元戦士であり、本人もそれなりに戦えるが、どちらかと言うと商売の方が得意で、バルカムット地方の端から端まで行商を行っていた。そのため、バルカムット帝国が健在であった頃にはアグリストIIの活躍を直接目にすることは無かったが、セティのお気に入りで、新しい流れを作る存在であると言う噂はよく耳にしていた。

 バルカムット崩壊までバルカムットを中心に活動した人で、崩壊後は聖誓士団の支援を行った。彼女の行商ネットワークは金銭面での支援はもちろんだが、各地での噂を聞く耳としても非常に有効に機能し、その後のバルカムット原理主義の重要な基礎ともなった。

聖誓士としての活躍

 聖誓士団への加入の動機は、祖国崩壊を引き起こしたモーゼに対して否定的であり、その後面会したサウロに対してその言動に不快感を覚えたためで、忘れ形見であるエボンフラムを消したかったからである。また、モーゼに救われながらモーゼの誘いを断り、最後のバルカムット人となったアグリストIIに対する敬意からでもある。

 アグリストIIの子であるアグリストIIIは、その引退を決意した際、この名前を受け継ぐにふさわしい人物として、最も功績のある彼女を指名し、名実ともに聖誓士団のトップに立つ事となる。ただし、本人が現場の人であったので、留守を守る本部が必要となり、名目上はアグンヌの執政が聖誓士団の長とされた。

 アンデッドであった都合と、彼女よりも強い意志をもってエボンフラムに当たろうとする人物がなかなか現れなかったため、彼女がアグリストを名乗った期間は100年以上に及び、また、行商の際にも異なる名前を用いたため、アグリストと言う名称は徐々に人々の記憶からは薄れ去っていく事となった。

襲名

 長らくエボンフラムに対して自分自身以上の情熱を持つ人が現れず、彼女自身もアグリストの名前自体にそれほど価値を見出していなかった。その為襲名も特に行わず、このまま浄化してアグリストの名前も消してしまうつもりであった。ただし、代表として挨拶に出向く際にはアグリストを名乗らない訳にも行かないので、そういった場の時はきちんと名乗るように心がけていた。

 エル・ダナーン聖誓士団にとって深いつながりのある国であるが、アグリストIVにとっては祖国を裏切った者の集まりであった。よって、参加当初はあまりよい印象を抱いていなかったが、ニヴァーナヘオロといった黎明期を切り盛りした人物らをとっかかりとして、徐々にその印象を変化させていった。もし、エル・ダナーンに対するわだかまりが残っていたとしたら、彼女はアグリストの名前を継がなかったかもしれない。

 名を継いでからは不定期にではあるがふらっと立ち寄り、挨拶と報告を行うようになり、統治者とは非常によい関係を築いていた。報告と言っても浄化の旅で手に入れて来たお土産などを持ち寄る場合がおおく、代々の統治者が幼い間は仲の良い近所のおばちゃんのような感覚で接していたという。

 不定期に土産を持って訪れるようになったある日、エル・ダナーンティアマット信仰者の強襲を受け、幸い撃退したものの政治的な問題であるとして真っ先に統治者へと報告を行った。当時、エルフダークエルフ間のいさかいはそれほど大きくなかったが、ティアマット信者とそれ以外の軋轢はそれなりにあったため、この襲撃はエル・ダナーンの為政に影響を及ぼす可能性があった。

 統治者は軋轢の広がりを懸念しこの事件を悲しんだが、アグリストIVは機転を利かせ、聖誓士団の演習として誤魔化しを図った。襲撃して来た相手を団に迎え入れ、エボンフラムをいつでも狙っても良い代わりに浄化の旅に人足を出す事を提案し、最も血の気の多いエルフダークエルフから1名ずつが選ばれた。

 エボンフラムを奪えば人足から解放される約束であったため、同行者2名は機会を見ては強奪を試みたが、そのことごとくが失敗に終わる。また、アグリストIV自身、山賊などに襲撃される機会が少なくなく、夜襲を受けたのをきっかけとして、いつしか普通の旅の一行へと変化していった。

 同行者二名も旅の間にアグリストIVを認めるようになり、隙を見ての強奪ではなく、正面からエボンフラムを賭けた勝負を挑むようになり、聖誓士団の活動に対しても前向きに取り組むようになった。そんな態度の変化を見た彼女は、この二人ならアグリストの名前を受け継いでも良いと判断し、本部を説得した。

 アグリストの名前はエルフの側が襲名し、ダークエルフはその補佐となった。

 アグリストの名前を渡してから、しばらくは旅を共に続けたが、アグリストVティアマット信者を説得し、エボンフラムの所有を認めさせてからは監視の必要なしと本部も判断したため、別行動をとるようになった。

 この後、アグリストVの活躍によりエボンフラムは浄化され、聖誓士団は解散となった。それに伴い、アグリストIVは行商と放浪の旅を再開した。

聖誓士団解散後

 聖誓士団解散後、彼女自身の行商ネットワークはバルカムット原理主義に吸収された。その際、参加の誘いがあったが、窮屈になるのと、バルカムット再興に対して興味がそれほどなかったため、そして自身がアンデッドであるため主義主張に反するのではないかと指摘して辞退している。

 行商ネットワークを譲ってからは、不定期に土地を変えては店を持ち、バルカムット地方を転々としている。土地を離れる度に名前を変えていたが、顔は変えられないためなるべく遠くへと旅立つようにしていた。その為に、現在彼女がどこで何をしているのかを知るのは彼女のみとなっている。

 元々明るく、人懐っこい性格であることと、長年の年の功でどんな相手とも取引ができる手腕で、どこの土地にいっても最初こそ怪しまれるものの、地域住民とは非常に良好な関係を持ち、旅立つ際には畳むのは惜しいと言う理由から、必ず地元住民の誰かが店を継いでいた。

利用mod

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  • 最終更新:2017-04-17 16:03:09

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