ガロード

プロフィール

登場作品:30歳DT
性別:男
種族:ヒューマン
所属:ヤクト・イーゲル

 30歳DTシリーズの主人公。作中ではDTとしか表記されていない。

 30歳DTの後、高次の存在と合一を果たし、高次の存在となったリシアを相手に脱童を果たした。高次の存在と交わったため、自身も高次の存在となり、同じく魔法使いであるフェリスとの性行為に成功。二人とも非処女、非童貞にして魔法使いと言う矛盾を手に入れた。

 ガロード自身は脱童によって魔力を失ったという事にして、現在はヤクト・イーゲルの雑用を手伝っている。

最初の試練

 魔法使いとなるべく様々な修行を積んだ彼が最後の試験として挑んだダンジョンは、彼の魔法使いとしての経験では最初の試練となった。試験側が意図したものでは無かったのだが、出口の護衛を頼んだ傭兵がなぜか手当たり次第に攻撃するようになってしまっていたのだ。

 試練で習得した魔法を用い、かろうじてリシアを撃破したガロードは、リシア本人の希望もあり従者として彼女を迎え入れる。

 30まで童貞を貫いた男というものは、根本的に女性に対する免疫が無い。ちょっと優しくされるだけでころっと行ってしまうのが常である。特に魔法使いになりたてた者ほど勢いで脱童をしてしまいやすい。そういう意味ではガロードは幸運だったと言えるかもしれない。

ティアマット戦

 魔法使いとしてガロードは人が良すぎたかもしれない。若干の欲で脱童をしても魔法がつかえる方法を求めようとはしたが、リシアと出会えた時点で、彼にとってもう魔法はどうでも良くなっていた。いつでも魔法使いを止めてもいいとどこかで考えるようになっていた。

 リシアを従者として迎えた後、ガロードは食い扶持を稼ぐため流れの傭兵の真似事を始める。その中の一つに愛の旅団の調査があり、この宗教団体の調査から運命の歯車は一気に回り始める事となる。

 愛の旅団はかつて封印されたティアマットの復活を画策しており、従者であるリシアが持つ武器はかつてヨシュアが愛用していたエボンフラムそのものであった。まるでモーゼが導いたかのようにガロードらは封印の地に導かれ、リシアの意識はモーゼに完全に乗っ取られてしまう。

 愛の旅団幹部であったミリオンも乗っ取られたリシアにより攻撃を受けたため、やむを得ず共闘を行い、かろうじて彼女を気絶させることに成功する。この事件はカルネミリオンの両名によって内密に処理され、世に広まる事は無かった。

 魔法を使えるようになってはじめての冒険があまりにも大冒険であったためか、ガロード自身は憧れていた魔法を捨てても良いと言う考えを強め、リシアでの脱童を決意する。と混ざったリシアとすれば非童貞の魔法使いになれるという可能性は確かにあったが、それ以上に、魔法は人を不幸にすると考えるようになったためだった。

 結果としてガロードは非童貞の魔法使いとなった物の、魔法を極力使わず生活するよう心がけ、一般人としての生活を貫くようになった。

関連人物


  • 最終更新:2017-03-20 06:20:13

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