アグンヌ

伝統的な差別を否定するために作られた実験都市

概要


 セティによる実験都市のひとつ。エルフを含むオークらを奴隷として扱う為政に限界を感じていたセティが強引に始めたもの。残念ながら周囲からの反発は強いが、首都に次ぐ明るさ、賑やかさを持つに至った。

他都市との大きな違い

 前述の通り、本来は奴隷として死ぬまで働かせ死んだらアンデッドとして働かされる環境に比べ、アグンヌでは、死んだら埋葬し復活させない、きちんと食事をあたえ少ないながら給料を支払うなど、人としての扱いが行われている。

 元来、ツィドユウの洞窟の討伐を行う部隊の駐屯地であったためアンデッドが少なく、奴隷を下手に殺してしまうと暴走する懸念があったため、奴隷を粗末に扱わない風潮があった。そのため、セティの方針は比較的スムーズに受け入れられることができた。

 また、統治者のムタヤータメは反乱で失った娘を復活させ可愛がった経緯から、アンデッドを労働に使うことに疑問を感じていた。その疑問が実験の方向性と合うために抜擢されたもので、セティの方針をよく理解している人間の一人である。

 ヒューマンと他種族との仲は良好で、酒をともに飲む者も現れるほどであり差別意識が極めて低い。

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  • 最終更新:2020-10-21 04:57:43

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